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  • AutorenbildMakoto Takeda

ドイツ人とミーティングする際、日英通訳と日独通訳のどちらが良いか?(ドイツ人に英語を話させるのと、ドイツ語を話させるのと、どちらが良いか?)

日英通訳と日独通訳のそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。日本人側は英語が堪能な人と、そうでない人の両方が混在しているという前提です。


①日英通訳を使う場合(ドイツ人が英語を話す設定)

メリット 日本側の参加者で英語が理解できる人は、通訳に頼る必要がない(英語で発言もできる)。その結果、日独参加者双方に、より直接的にやりとりをしたという印象が残る。

デメリット 相手に伝わりにくい英語レベルの日本人参加者(でも本人は意識上はそう自覚していないことがある)が、自分で伝えようとして英語を用いてしまうということが起こる。その結果、プレゼンや質問を理解できなかったドイツ側がうろたえて、失礼になってはいけないと、分かったふりをしてしまうことが起きる

②日独通訳を使う場合(ドイツ人がドイツ語を話す設定)

メリット ドイツ側参加者で実はあまり英語が得意でない人の発言がより明瞭で分かりやすくなる(ドイツ人も皆が英語が得意なわけではない)。また、双方が母語でないため、英語だと曖昧になってしまいやすい話の内容がよりシャープなものになる。

デメリット 英語ができる日本人参加者は、通訳者に頼らなければならないことによるフラストレーションを感じる。すべて通訳者を媒介とするので、心情的に多少の距離感が残る可能性がある。


総じて、「直接話ができたという印象」にプライオリティを置くならば英語使用にメリットがあり、「正確なやりとり」にプライオリティを置く場合、ドイツ語使用にメリットがあると言えるでしょう。


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